Sport-Aviation.netについて

コロラドの紹介と、アメリカへの航空留学の手続きを紹介するサイトです。

アメリカはコロラド州デンバー近郊のフライトスクールにて、インストラクターをしているTetsuが個人的に作成しています。

スカイスポーツとしての飛行機を楽しむのであれば、ロッキー山脈の山麓という高地にあるデンバーは最適な場所です。そんなコロラドと、航空留学の手続きや注意点について、こっそりと案内します。

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Colorado

コロラド州やデンバーの紹介を、フライトインストラクターの観点から。
自称「コロラドの空のナビゲーター」。

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FAAの自家用操縦士ライセンスを取得するまでの流れについて。

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アメリカへ航空留学するに当たって、手続きや注意すべき点などを案内。

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コロラド州デンバー近郊で飛行する際に役立つリンクなどを集めています。

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ブログでコロラドや航空留学関係のニュース、トピックスを掲載。不定期更新。

更新された記事

世界の国別、空港数ランキング

CIAがThe World Factbookというデータを毎年公開していますが、以下はそこから見つけた空港の数の国別ランキング(2006年統計)です。


CIA - The World Factbook -- Rank Order - Airports

20位までと日本の順位は以下のようになります。

1. United States 14,858
2. Brazil 4,276
3. Mexico 1,839
4. Russia 1,623
5. Argentina 1,381
6. Canada 1,337
7. Bolivia 1,084
8. Colombia 984
9. Paraguay 881
10 South Africa 731
11 Indonesia 662
12 Papua New Guinea 582
13 Germany 554
14 France 501
15 Ukraine 499
16 China 486
17 France 477
18 United Kingdom 471
19 Australia 455
20 Guatemala 450

38 Japan 175

単純に空港の数と言っても、国際線が就航するような長い滑走路から、ただの広場にしか見えない滑走路まで、いろいろな設備の空港があり、総数の中に占める舗装滑走路と未舗装滑走路の割合や、滑走路の長さなどを考慮しないと、それぞれのお国柄は分り難いでしょう。

舗装滑走路の数は以下から
CIA - The World Factbook -- Field Listing - Airports - with paved runways
未舗装滑走路の数は以下から
CIA - The World Factbook -- Field Listing - Airports - with unpaved runways

上記ランキングだと、未舗装滑走路の多い南米の諸国が、総数ではかなり上位にランクされていることは面白いと思います。

日本の場合
舗装滑走路は
3,047 m以上: 7
2,438 ~ 3,047 m: 41
1,524 ~ 2,437 m: 39
914 ~ 1,523 m: 28
914 m以下: 30
で合計145箇所

未舗装滑走路は
914 to 1,523 m: 4
under 914 m: 26
で合計30箇所。

あわせて175か所ほどあるようです。

連邦航空局民間委任試験官

先々月のことではあるが、10年来の友人であるジョン・スコット氏が、連邦航空局(FAA)の試験官(イグザミナー)に任命された。彼は航空局に勤める国家公務員ではない。日本には馴染みが薄く、理解し難いかもしれないが、航空局から委任された民間人の試験官(DPE; Designated Pilot Examiner)である。

民間委任の試験官の資格には10種を越える種類があり、それらから複数種の資格を兼ねることが普通だ。イグザミナーになりたいと希望する申請者は、当然のように相当なキャリアを重ねてるのであるが、要求される資格や技量に関しては、特に明確な数量的基準があるわけではない。ただ、申請者が地域の航空界に貢献した実績が、審査対象項目になることは間違いないようだ。現在、人口250万人を越えるデンバー都市圏には、12名ほどの民間委任試験官がいる。人口比からすると、かなり試験官の数が多いと思われるかもしれないが、逆にそれだけ、パイロット人口の多いことと、免許や技能証明が多種にわたっていることが、分っていただけるかと思う。

我々がイグザミナーに試験を受ける際の関心ごとである受験料についてだが、額に関する規定は無く、もっぱら習慣的に決められ、航空局はその額について一切関知しない。現在、大都市圏では約$300から$400が相場と言ったところだ。試験官を半日以上拘束することを考えると妥当な額と言えるだろう。

毎年一回、試験合格基準など様々な項目の情報共有と標準化のために、イグザミナー達に知識を徹底させる講習会が、FAAによって行われている。丸一日、朝から晩までしっかりと行われており、その講習会で得た情報はもちろん、様々な機会で得た情報が、可能な範囲でスクールやCFIなどにも伝わってくる。彼からもさっそく、免許取得にかかわる手続きが、完全に電子化されたとの情報を入手した。

なにはともあれ、良き友人に恵まれていることに、感謝したい。

$200バーガー

米国には"$200バーガー"と言う表現がある。勿論、空好きの仲間だけで通じる特殊な表現だが、その生態を良く言い表していると思う。$200バーガーという表現の意味するところは、飛行機に乗って最寄の空港まで気楽な小一時間の野外飛行を楽しみ、そこでハンバーガーを食べてから帰ってくるという他愛ないものである。機種によっては$200では済まない場合もあるだろうが、そもそも経済性などという概念からは大きく逸脱した週末の行動であるから、笑って許して欲しい。

ジェフコ空港から北に約70Kmにあるグリーリーウェルド郡空港内のレストランに、週末頻繁に、黄色いスーパーカブ機(パイパー社の尾輪式高翼機)でパンケーキを食べに来るご老人をよく見かける。オーダーするのは何時もプレーンなパンケーキのみであり、決して長居をしない粋な老パイロットだ。

彼の青春時代であろう、1960年代の若者の生態を描いた「アメリカン・グラフィティ」という、今からすればクラシックな名作映画(ジョージ・ルーカス監督の出世作)がある。目的も無く(ナンパするという意味合いがあっただろうが)車をユックリと乗り回し(クルーズ)、ソーシャライズする、それだけのことではある。(現在でもDVD等で観ることが出来るので、興味を持った方はご覧になって下さい。)

その彼等も引退退職する年代に達し、長年の蓄積から築き上げた財力は、彼等の道具とスタイルを車から飛行機に変えたのだろう。だが、習性の残痕は自然と滲み出すものだと思っている。黄色いスーパーカブに乗っているご老人も、若かりし頃はかの映画に出てくる若者のようにホットロッド風の車でクルーズしていたかもしれない。"$200バーガー"という言葉も、そんな彼らから生まれた表現なのだろうか。

一つ確かなことは、あのご老人のように歳を重ねても粋でありたいものだと言うことだ。