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フライトトレーニングに必要な英語能力について

アメリカでフライトトレーニングを行うわけですから、ある程度の英語力は要求されます。最も多い質問は、「どの程度の英語力が必要ですか?」ですが、それに対しては「高校卒業程度の英語力があれば充分です」と答える事にしています。能力より性格が勝敗を決めるのが現実です。内気にならず、作文して発音すれば多少の間違いがあっても、自分の意図は通じます。多少の文法上の間違いが気になって、無口になって黙り込んでしまう方が問題でしょう。

次に多い質問は、「ATCが聞き取れるか心配ですが……」です。答えは、「事前に充分な状況設定の勉強をすることで解決出来る」です。ATCの会話内容とその語彙は、かなり限定されたものと言えます。しかも、ATCは 「英語そのものでない」ことも事実です。あの苦労させられる英文法は存在しません。ネイティブスピーカーですら聞き取れず苦労している事実を知っているでしょうか?状況設定の予習が足りないからです。自分が管制官だったら、このタイミングではこんな指示を与えるはずだと、相手の立場に立って考えてみると、面白いほど自分の判断と管制官の判断が一致してくることが解かります。そんな期待感を持って聞けば、早口に聞こえるネイティブスピーカーによるATCも、自然と聞こえてくるでしょう。

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